インフラ事業

アートの信用担保とさらなる発展を支える流通・評価のためのインフラ「Startrail」の開発を行なっています。
世界中のあらゆる主体が接続し、共に作品の来歴管理や規約遵守ができる環境を提供します。
作品の価値や評価を左右する二次流通ですが、その管理方法の主軸になっている従来の証明書管理システムでは、情報の改ざん・コピー・偽造・紛失のリスクが高く、マーケットの信用を毀損する要因になっています。二次流通に関わるプレイヤーは、信用を担保するために作品の来歴調査や権利管理に膨大なコストを費やしています。
このようなアートマーケットの課題を解決するのが、アートのためのブロックチェーンネットワーク「Startrail」です。
アート作品に対してStartrail登録証を発行することで、売買・贈与・展示・保管・修復されるたびに、その情報が自動で記録されるようになります。ブロックチェーンの耐改ざん性と透明性の高さにより、それらの情報の真正性が担保された状態で管理できるため、作品の正しい価値を守ることができます。
また、Startrail登録証には、その作品の流通や取引に関するルールを自ら設定することができます。二次流通時に発生する利益を、作者本人が還元金として自動で獲得することも可能です。
Startrailは、サービスを横断して全てのアート事業者が接続できるアートインフラです。作品と共にStartrail登録証を流通させることで、営利・非営利問わず世界中のアート関連サービスを繋げ、すべての作品の来歴を自動記録し、二次流通や二次利用を容易に行える世界を実現します。
Startrailは公共インフラとして独立性・公平性を保つため、スタートバーンが主導する任意団体「Startrail協議会」が運営していきます。今後本協議会には、複数の専門家・企業・団体に参画いただき共同運営していく予定です。
2019年にホワイトペーパーをリリースし、Startrailのビジョンや仕様などプロジェクトの全貌を公開しました。
▼ 詳細はこちら
https://startrail.io/